1on1を活用して、マネージャーから見たメンバーのパフォーマンス評価が導入前対比140%
- 事業内容
- アニメーション・映画・キャラクターなどさまざまなデジタルコンテンツ、および サービスの企画、開発、製作、およびサイト運営
- 設立
- 2007年4月2日
- 従業員数
- 30
Co:TEAM導入後の変化
マネージャーからメンバーへのコミュニケーション量が導入前より85%へ減少(マネジメント負荷の削減)
■【マネージャー】
- マネージャーがメンバーへの関心を抱こうとしたことで、雑談件数が200%に増加。→メンバーからマネージャーへ気軽に話しかけやすくなった。
- マネージャーから見たメンバーの主観的なパフォーマンス点数が導入前対比140%に向上。
■【メンバー】
- メンバーからマネージャーへのコミュニケーション件数が1on1ミーティングを通じて200%に向上
- 仕事への関心度が向上したことで、メンバーからマネージャーへアドバイスを求めた件数は300%。
- メンバーからのマネージャーに対する主観的なマネジメント/エンゲージメント点数は導入前対比130%へ。
1on1とCo:TEAMの組み合わせで効率的なマネジメントを実現
- メンバーからマネージャーに対するアプローチ件数が導入前より約2倍に増加、特にマネージャーに「アドバイスを求めた」件数は約3倍に増加し、仕事への関心度が向上した
- マネージャーから見たメンバーのパフォーマンス(売上)が導入前対比140%向上
マネージャーとメンバーのコミュニケーション量が減った(マネジメント負荷の削減)が、マネジメントの質 が改善したことでメンバーのパフォーマンスが向上
この度、クラウド型チームビルディングサービス「Co:TEAM」ご利用いただき、マネジメント負荷の削減とメンバーのアウトプットの40%向上を達成した株式会社ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス様にお話をうかがいました
1on1内でマネージャー/メンバー間の「仕事に対する認識のズレ」を可視化
株式会社ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス様は、IPを活用した企業・自治体のマーケティングやブランディング、デジタルキャンペーンやプロモーション支援事業を行っている企業であり、入江様の部署では、一人一人が「プランナー」として属人的な働き方をしていることが特徴です。
今回は、コンテンツマーケティング部のマネージャーの入江様とメンバーとの間でご利用いただいたケースです。
【前提】 あるメンバーの方は、必要以上に自発的に上司へのコミュニケーションをとる方ではなく、マネージャーの入江さんもそのような部下に対してコミュニケーションを積極的にとるほうではありませんでした。
この度、株式会社ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス様は、
- 従業員の生産性を向上させ、営業成績向上につなげる
- パフォーマンスが伸び悩んでいる部下を適切にマネジメントする
- マネージャー自身のマネジメント能力を向上させる
という目的でご利用いただきましたが、導入前に下記のような課題を抱えておられました。
- 働き方が属人的なため、メンバー一人ひとりの業務状況を把握しづらい
- メンバーとマネージャーのコミュニケーション頻度が少ない
- マネージャーがメンバーに対して勘に頼ったマネジメントをしていた
マネージャーとメンバーの距離がチームとしてのアウトプットに影響を与えている、このような状態で「Co:TEAM」をご利用いただいた入江様のご感想をお届けします。
各メンバーが属人的な動きになってしまい、動きを把握しづらいところが課題
── 御社は、社員が個人商店のように働くカルチャーがあるとお聞きしましたが、具体的にどのようにメンバーをマネジメントしているのでしょうか。
入江様:各メンバーのタスクに対する達成度や動きを確認しながら、もし目標に近づいていないメンバーがいれば、こう動いたらいいんじゃない?というようなアドバイスをして動いてもらっています。
若いメンバーに対しては、指導の意味も含めて、Co:TEAMを使っていますけど、そのほかのメンバーに対してはあまり指示することはないです。基本的に、それぞれがクライアントを持って独立して動いている感じです。
── 職場において、入江さんとメンバーのコミュニケーションはどういう状態で行われることが多いのでしょうか。
入江様:デスク周りで話すことが多いですね。
── 毎日最低一回は顔を合わせるということでしょうか。
入江様:合わせますね。ただ、僕自身がコミュニケーションがあまり得意じゃないこともあり、メールだけでわかるように説明しますね。
── とすると、メンバーが数字目標などを達成できない時の状況把握はどの段階で実施されるのでしょうか。
入江様:毎週の定例等で確認しています。ただ、営業手法など細かい部分はメンバーに任せている感じです。
根本的に、属人的になってしまうところが弱さで、動きを把握しづらいという課題を抱えています。
「部下の性格タイプに合わせたコミュニケーションができるようになりました」
── 1on1の導入以外にも、使ってみて変化はありましたでしょうか?
入江様:Co:TEAMを使っていて、一番面白いのはメンバー「性格診断」だと思いました。「この人はこういう性格タイプの人」「この人にはこまめに褒めよう」など、システムからアドバイスをしてもらえるのはありがたかったですね。
そのアドバイスを参考にして、メールやチャットの文章もいつもよりテンション高めにしたり、ありがとう!と感謝をより頻繁に伝えるようにしたり、あとは「細かく指示しない」と出てきたのでできるだけ気をつけるようにしました。だめだと思いつつ、たまに細かく指示指摘してしまう時がありますが…。
これってすごく簡単なことなんですけど、頭では分かってる部分があってもできてなかったなぁ…と振り返って思いました。
勘に頼ったマネジメントではなく、第三者の視点から見たマネジメントを
── サービスを使う前に抱えている悩みはどんなものでしたか?
入江様:周囲からのアドバイスをなかなか受け入れず、パフォーマンスが伸び悩んでいる部下がいまして、自分のマネジメントにも以前から課題を感じていました。
── その課題はどのように解決したのですか?
入江様:今までは、この人にはこういうマネジメントをすればいいという判断を、自分の主観、言い換えれば勘で行っていました。その弊害として、自分のマネジメントに問題がある場合でも、自分に都合がいいように解釈してしまっていました。
Co:TEAMにより、第三者からの視点で自分の最適なマネジメントや指導方法を確認でき、ダメな指導がどういったものか明確にわかるようになりました。
そして、サービスを利用したことで会話が明確に増えましたね。自分がメンバーの指導に対して更に意識するようになりました。勘に頼ったマネジメントをやめ、サービス通りに部下とコミュニケーションをとってみたんです。
──コミュニケーションやエンゲージメントの向上にはどうつながったのですか?
入江様:会話が増えてくるので、向こうから「これどうですか」とか聞いてくれるようになったのと、自分の指示が通りやすくなりましたね。
──お客様の満足度、リピート率には影響はありましたか?
入江様:以前はあまりみられなかったのですが、メンバーが私のアドバイスを徐々に受け入れてくれるようになりました。自分から周囲に働きかけ、いろんな人の企画書や意見を取り入れるようになったんです。利用開始して、2週間ほどですぐ変化が現れたので驚きました。
お客様からは、「すごい切り口の企画ですね」など、プランナーのことを褒める反応や喜びの声もあり、今までなかったお客様からのレスポンスが増えたんです。
こういうことが積み重なって成績向上につながりましたが、株式会社O:のアンケートによると、パフォーマンスが導入前と比べて140%になっていました。
── 今後もCo:TEAMをご利用いただけますか?
急に辞めても、徐々にできなくなることが増えていくと思いますし、どう転ぶのかが予測できない気がします。1on1は組織内で定着しつつありますが、以前のマネジメントスタイルに戻るイメージはあまり現状ないですね。
辞めるリスクを取りたくないので、今後もCo:TEAMで部下の成長を見守っていきたいですね。
── 最後にひと言お願いします。
入江様:うちのオリジナルIPぽっこりーずが2020年4月にアニメ化するので絶対観てくださいね。
── 最後に宣伝ですね笑 貴重なお話ありがとうございました。